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「和解協議向け動いてる」=細野副幹事長、原告と面会−B型肝炎訴訟(時事通信)

 集団予防接種でウイルスに感染したとして、国家賠償を求めている全国B型肝炎訴訟原告・弁護団は20日、早期解決に向けて東京・霞が関の厚生労働省前で抗議の座り込みを行った。同日夕には民主党の細野豪志副幹事長が原告らと面会し、「和解協議のテーブルに着くよう動いている」と述べた。
 一連の訴訟では、札幌福岡両地裁で和解勧告が出され、政府は札幌地裁の次回期日(来月14日)までに協議に応じるか決める方針を示している。
 細野氏は雨の中、座り込む約50人の原告らを訪れ、「協議に応じるよう政府などに働き掛けている」と状況を説明。原告側は「重篤患者が多く、もう待てない」と回答の前倒しを訴えたが、細野氏は「14日に政府として結論を出すので待ってほしい」と述べるにとどめた。
 原告側は鳩山由紀夫首相や長妻昭厚労相ら6閣僚に面会を求めたが全員応じていない。原告は「結論を出す前に声を聞いてほしい」と要求したが、細野氏は実現困難との見通しを伝えた。
 原告団の谷口三枝子代表は「先行きに明るさも見えたが、一日も早く和解に応じるという姿勢が感じられなかったのは残念だ」と語った。 

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カーネーション 新品種名は「花恋ルージュ」、病気に強く(毎日新聞)

 細菌に強い新しい品種のカーネーションを、農業・食品産業技術総合研究機構「花(か)き研究所」(茨城県つくば市)が開発し、「花恋(かれん)ルージュ」と名付けた。病気に負けない「枯れん」と「可憐(かれん)さ」をかけ、誰からも愛される花に、との願いが込められている。

 カーネーションには「萎凋(いしゅう)細菌病」と呼ばれる病気がある。発生すると数百本以上がまとまって枯れるため、園芸農家の悩みの種になっていた。

 研究所は90年ごろ、野生のカーネーションの一種がこの病気にかからないことを見つけた。しかし花が直径1〜2センチと小さく、園芸には向かなかった。

 そこで、この野生種を園芸用の美しい品種と交配、5世代約20年をかけて深紅の「花恋ルージュ」を作った。細菌を根につけて試すと、他の品種は87〜97%が発病したが、花恋の発病率は約7%だった。

 新品種は来年、種苗業者に配布された後、一般農家で栽培され、13年の母の日には市場に並ぶ見通しだ。【高木昭午】

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「平日デート」は難しい? =国会答弁「政」に改善要請−財務省(時事通信)

 財務省は19日、縦割り意識や省益優先などの弊害を改めるための財務省改革案を公表した。菅財務相は常態化している長時間勤務を改め、平日にデートができる勤務形態を確立するように指示していたが、改革案では未明にまで及ぶ国会答弁の準備作業の改善は「行政府のみでは対応できない」と指摘。政治サイドに質問通告期限の徹底などを要請した。
 改革案は省内の公募で選ばれた中堅・若手職員20人のプロジェクトチーム(PT)がまとめた。「平日デート」実現については、「財務省職員たる者、いざとなれば寝食を忘れてやる高い志を持たなければならない」とも強調し、長時間勤務の意義を否定はしなかった。 

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<中国政府>日本人3人死刑執行通告 外相、駐日大使に懸念(毎日新聞)

 岡田克也外相は2日の記者会見で、中国政府が日本人3人の死刑執行を近く行うと日本政府に通告してきたことを明らかにした。3月29日に別の死刑囚の執行を伝えてきたばかりで、中国国内で死刑が行われる予定の日本人は計4人になった。いずれも今月上旬に執行される可能性がある。

 岡田氏は2日、中国の程永華駐日大使を外務省に呼び、日本国民の対中感情に悪影響を与えかねないと懸念を伝えた。

 外務省によると3人は▽名古屋市の無職、武田輝夫(67)▽岐阜県の同、鵜飼博徳(48)▽福島県の同、森勝男(67)の3死刑囚。瀋陽の日本総領事館に1日、文書で通告された。3人は、中国国内で購入した大量の覚せい剤を日本に密輸しようとした疑いで03〜04年、中国当局に逮捕された。いずれも麻薬密輸罪で起訴され、07年に死刑判決が確定していた。先に通告してきたのは中国国内で麻薬密輸罪で死刑判決が確定していた赤野光信死刑囚(65)。

 岡田氏は記者会見で「死刑が4人続くことが国内世論に影響を及ぼす」と指摘、中国政府の対応に疑問を示した。【野口武則、吉永康朗】

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「偽装献金」参院選見据え結審へ 急ぐ民主 火種消せず(産経新聞)

 民主党が政権交代を果たした昨年夏の総選挙前から指摘された鳩山由紀夫首相の故人献金問題に端を発した今回の偽装献金事件。その後も小沢一郎幹事長の資金管理団体「陸山会」を巡る事件や、北海道教職員組合(北教組)幹部から小林千代美衆院議員側への違法献金事件と、「政治とカネ」を巡る問題が次々に政権交代後の民主党を直撃した。この間、各種世論調査の内閣支持率も低迷を続けるなど、鳩山首相は苦境に立たされている。

 野党時代には、「秘書の罪は国会議員の罪」などと語っていた鳩山首相。しかし、自身の元秘書が立件されるに至ると、「私腹を肥やしたわけではない」などと述べ、自身の進退を問う声を一蹴(いっしゅう)した。ただ、野党時代と政権奪取後の姿勢が違うことに対して、批判は根強い。

 また、側近議員への「裏金」提供を一貫して否定し続けていたが、勝場啓二被告が熊田篤嗣衆院議員側に平成15年の衆院選の際に現金を渡していたことを複数の関係者が明らかにするなど、さらなる疑惑も出てきた。

 小沢氏を巡っては、衆院議員の石川知裕被告ら現・元秘書3人が起訴された。しかし、小沢氏は自身が不起訴処分となっていることから「潔白」を主張。野党のみならず党内からも進退を問う声が出るものの、その声には耳を貸さない。立件された石川被告も離党にとどめ辞職はしていない。

 小林氏も、自身の陣営幹部らが北教組を巡る事件で起訴された後「離党・辞職は考えてはおりません」などと述べた。ただ、昨夏の衆院選で日当買収を約束したとして、陣営の選対幹部が公選法違反罪で有罪判決(控訴中)を受けており、連座制適用で失職する可能性も出ている。

 夏の参院選への影響を考えて、即日結審する見通しの今回の裁判。ただ、鳩山首相や民主党の周辺には、まだまだ、火種がくすぶっている。

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元厚生次官ら連続殺傷 小泉被告、最後まで被害者を冒涜(産経新聞)

 「私が殺したのは人ではなく心の中が邪悪なマモノ(魔物)」−。小泉毅被告は一連の公判中、法廷に響く大声で独自の主張を展開してきた。自己の正当性を主張するばかりで、反省や謝罪の言葉は最後までなかった。

 昨年11月末の初公判。小泉被告は罪状認否で「エゴで満たされている人間には、私のことは理解できない」と他人を見下すような主張をした。被害者を「魔物」と呼んだことについては、「動物(飼い犬)の尊い命を奪ったことに対してまったく罪悪感を感じないのをマモノという」などと説明した。

 また、被告人質問では、被害者やその遺族の名前を呼び捨てにし、人数を「1匹、2匹」と数えた。

 伝田喜久裁判長は判決で、こうした法廷での言動を「被害者を冒涜(ぼうとく)し、遺族の感情を逆なでした」とした上で「更生する意欲を全く見せていない」と厳しく指弾した。

 被害者への謝罪どころか、「34年間思い続けてきたことをやっと実現できて満足」などと供述した小泉被告。死刑判決が下されようとも、被害者の無念は少しも晴れることはない。

 判決後、山口さん夫妻の長男、琢磨さんは「『どうしてこのような思考の人間が生み出されたのか』という思いで傍聴したが、最後まで納得できなかった」とコメント。また、吉原健二さんは「被告のような人間がこれからも生存を許されるとすれば、社会の安寧と秩序は保たれないであろう」とのコメントを出した。

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